フェアレディ1600の”フル・レストア”プロジェクト始動!

当社では、現在、1960年代に一世を風靡した名車、「ダットサン フェアレディ1600」を甦らせる、“フル・レストア”プロジェクトが進行中です。

フェアレディ1600

 

このブログでは、アメリカから取り寄せた左ハンドル仕様のSPL311モデルを当工場にて一旦バラバラに分解し、外観のみならず、足回りからエンジンに至るあらゆるメカ機構の調整・整備を行い、日本の公道を堂々と走れる車として甦らせる、「フル・レストア」プロジェクト。

甦るまでの経過をお届けしていきたいと思います。

 

まず、ダットサン フェアレディについて簡単に触れておきましょう。

フェアレディという名前は、ミュージカル映画「My Fairlady」に由来するといわれています。
このフェアレディが世の中に最初に登場したのが、1960年1月。SPL212型の輸出専用モデルとして生産され、その後継モデルであるSP310型が1962年にデビューするまで生産されました。

そして、このフェアレディという美しい名前の車が広く世に知られるきっかけを作ったのが、1962年10月デビューのSP310型。従来型とは異なる直線を基調にしたデザインで、日本国内向けにも生産されたこともあり、このSP310型が実質的なフェアレディの誕生と言えるでしょう。

1965年5月には、SP310型の後継モデルSP311型が発売されています。
このモデルは、その2か月前に発売が開始されたニッサン・シルビアの装備を譲り受け、最高速度165Km/hを誇った国際レベルの本格的なスポーツカーでした。エンジンは、ニッサン・シルビアと全く同じ1600cc、90PS仕様。ギアボックスは、フルシンクロの4速。輸出先のアメリカでも人気を集めると同時に、数々のレースにて優勝。そのスポーツ性能は、サーキットのグラマンレーサー達を大いに魅了していたといいます。

このようにフェアレディは、1960年代を通して日本最速のスポーツカーとして君臨。まさに古き良き時代の日本を代表するスポーツーカー。歴史に残る名車と言うことができます。

 

当社がフル・レストアを試みるフェアレディの型式は、上記にもある1960年代に一世を風靡したSPL311という左ハンドルの輸出仕様車。Sはスポーツ、Pはパワーアップ、Lはレフトハンドルを表します。

 

車の修理・整備を担当する技術者としての憧れの一つは、バラバラに分解された車を部品レベルから再度組み立てていき、自分仕様の車としてオンリーワンの車に仕上げていくこと。自分自身の技術が試せるだけでなく、オリジナルの仕様と比較しても遜色なく完成させることができた時のこれ以上の喜びは、他にないでしょう。まさに「技術者冥利に尽きる」と言えます。そして、そのオンリーワンの車に共感して頂ける方にドライブを楽しんでいただくことができれば、技術者として尚更の喜びです。

 

このブログでは、アメリカのネットオークションでふと見つけたフェアレディ1600(SPL311)を逆輸入。当工場にて一旦バラバラに分解し、修理・整備を加えながら、オリジナルの仕様に負けないスポーツカーへと甦らせていく過程をご覧いただけます。

 

尚、メイン業務である修理・整備業務の合間をぬっての作業となるだけに、完成までには時間を要することをご了承くださいね。

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