フェアレディ1600を米国より調達。いやぁー、本当に苦労しました・・・

1960年代のフェアレディと言えば、日本では、フェアレディ1600よりもフェアレディ2000の方に人気があったようで、今でもそんな感じですね。

ところがアメリカでは逆。人気があるのはフェアレディ1600の方。
あのボディの仕様からすると、2000ccのエンジンよりも1600ccのエンジンの方が全体的なバランスが良いからとの理由。やはり、実用性を優先する(?)アメリカ人らしいですね。

ということで、1600/2000をアメリカのフロリダ州のオークション会場まで探しにいったものの、なかなか良い物件が見つからず・・・。同時にネットオークションも何気なしにチェックしていたら、今回購入するに至ったフェアレディ1600を見つけたんです。

早速、出品者に連絡をとって、値段等の交渉を開始。

今回逆輸入することになったフェアレディ1600

 

今回逆輸入することになったフェアレディ1600

ところが、現物はテキサス州にあったんですよね。
フロリダ州のマイアミからテキサス州?その時は、ピンときません。改めて地図を見直してみると、直線距離でも、優に2,000Km超え。日本で言うと、北海道北端の宗谷岬から鹿児島くらい?いずれにしても、遥か遠くに・・・。

でも、購入することにして、値段交渉後落札しました。

 

 

実は、ここからが大変だったんです。
なんせ、このフェアレディを落札したのが6月。速攻で支払いを済ませたにも関わらず、実際に私共の国内の工場に到着したのは、同年の11月。約半年近くかかってしまったんですから。

そもそも、このような海外にある日本の車を並行輸入する為に、現地まで足を運んだこと自体が初めての経験でしたから、やること全てが初めての経験。

言葉の壁をはじめ、アメリカでの出港手続きに戸惑ってしまったことや、輸送コストをできるだけ安く抑えようとして、日本からアメリカ向けのコンテナ便の戻り便を使用したかったこと、そして、詳細はよくわかりませんが、フロリダ州マイアミという東海岸からの出港だったので、日本に到着するまでに時間がかかってしまったこと(途中、色々な都市や国に寄港したり、パナマ運河を通過するなどで時間がかかってしまった??)など、色々な悪い要因が重なってしまい、結局、山口県の門司港に入港できたのが、同年の11月。約半年もかかってしまいました。

一時は、「日本に届かないかも・・・」と諦めかけていたんですが、入管から連絡があったときは、とてもとても嬉しかったですね。

 

でも、これで終わりではありません。入管・並行輸入に係る手続き、日本の公道を走れるようにするための国内でのいろいろな手続きを行う必要があります。
その手続きのための資料作成が、これまた大変!如何せん、逆輸入したフェアレディの詳細仕様を記入しなければならず、そのスペックを埋めるだけでもとても大変だったのです。

幸いにも、フェアレディ1600/2000のサービスマニュアルを購入先から取り寄せることができたので送ってもらい、それを見ながらスペックを埋めました。資料作成は結構なページ数でした。

フェアレディ1600のサービスマニュアル

フェアレディ1600/2000のサービスマニュアル

 

こうやって、無事に私どもの工場に到着したのが、12月。

fearedhi1600が当工場に到着

当工場にようやく到着。ハードトップ部分は外してあります。

 

このような苦労を重ねて、やっとの思いで手に入れることができた、1960年代の名車フェアレディ1600。手に入れるまでにとても苦労した分、逆に愛着が湧いています。

 

今後、日本の公道を堂々と走れるよう、フル・レストアしていく予定です。

 

 

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